超高精度のダイカスト部品を提供する「加工レス」技術

加工レス

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高温鋳造のため困難といわれた『アルミダイカスト』での加工レスを実現し、
みなさまに高い評価を頂いております。

加工レスとは

この言葉は1985年に当社がアルミダイカスト部品の機械加工品のコストダウン用アピールの言葉として使い始めました。今では業界ではよく聞く言葉になっておりますが、未だに量産品で安定して製品化しているのは当社がトップと自負しております。

溶解温度 700°で鋳造するアルミダイカストにおいて、金型製作における熱変異ノウハウや金型メンテ・ノウハウ及び鋳造ノウハウ等、必要とされる技術は多々あります。
個々の技術を総合的にまとめあげ、量産技術に生かしていくには長年の技術蓄積と常に難しい製品(形状.肉厚.公差)にチャレンジしていく、前向きの姿勢を持ち続ける事が重要と考えております。

加工レスのメリットとは

  1. カッター逃げが不要 設計自由度の拡大部品のコンパクト設計に寄与
  2. 複雑形状(機械加工出来ない形状)部の高精度化の実現
  3. チル層(表面硬化層)が残せる為、強度増に貢献
  4. 機械加工設備のミニマム化       イニシャルコストの低減
  5. 機械加工箇所のミニマム化       ランニングコストの低減
  6. 製造手番の短縮
加工レスのメリット

公差関係

公差としましては形状・大きさ・ゲート位置・その他打ち合わせによりますが、
おおむね下記の数値を参考にして下さい
加工レス対応可能・鋳造マシン(125トンクラスまで)

面においては平面度0.02   直角度0.02

ボス径においては±0.01

内径においては±0.02

ピッチにおいては±0.03

加工レス参考公差

具体的な寸法公差は別途ご相談下さい。

加工レス事例
平面度 0.03
直角度 0.05
平行度 0.05
ボス径 ±0.05
ピッチ公差 ±0.05
加工レス事例
平面度 0.02
直角度 0.02
平行度 0.02
ボス径 ±0.02
ピッチ公差 ±0.04